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Updated on November 17, 2013 |
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筑波山での彗星観測です。
3時頃は曇っていましたが、明け方にかけて晴れ上がり、ほぼ快晴となりました。ただ、5時半頃から、南から急速に雲が到来し、日の出の頃には曇りになっていました。
金曜日の夜ですが、アイソン彗星を見にきたと思われる人が結構来ていました。
8.3等 視直径2.8分 DC 7 (40.0cm 反射 36倍)
8.4等 視直径3.4分 DC 7 尾9分(位置角290度) (40.0cm 反射 75倍)
長い尾を伸ばした、とても格好良い姿になってきました。
8.6等 視直径4.6分 DC 1〜2 (40.0cm 反射 75倍)
大きく拡散しています。高度が高くなるにつれ、良く見えるようになりました。
6.0等 視直径18分 DC 7 (10x70 単眼鏡)
ものすごく明るいです! 巨大な姿で、非常に集光も強いです。
7.5等 視直径約4分 DC 8 (40.0cm 反射 36倍)
驚きました! 極端に集光が強く、一見すると恒星のようです。1ヶ月前とはまったく別物の姿です。バーストかと思ったほどです。
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群馬県・北軽井沢での彗星観測です。
三連休はずっと好天に恵まれました。
11日は非常に風が強く、望遠鏡が飛ばされそうな勢いでした。厚い雲も多かったのですが、幸運にも、彗星のいる辺りは良く晴れていました。12日、13日は穏やかな、雲一つ無い快晴でした。3日間とも、望遠鏡に露がまったく付かず、快適でした。しかし、最低気温は1度と、たいへん寒いです。
この他に、8月に4等級の肉眼新星となった、いるか座新星(V339 Del)も観測しました。10月11.47日(UT)に、10.1等と目測しました。
10月11日 13.8等 視直径0.8分 DC 5 (40.0cm 反射 257倍)
10月12日 13.4等 視直径0.3分 DC 4 (40.0cm 反射 257倍)
思ったよりも暗く見づらいです。以前よりも集光が弱くなった気がします。12日は、すぐ隣に微光星があったせいで、小さく見積り過ぎたかもしれません。
10月11日 13.8等 視直径0.8分 DC 3 (40.0cm 反射 144倍)
10月12日 13.4等 視直径0.8分 DC 4 (40.0cm 反射 144倍)
10月13日 13.9等 視直径0.9分 DC 4 (40.0cm 反射 144倍)
暗いですが、逸らし目だと見えます。12日は、透明度が良いためか、意外と良く見えました。
10月11日 12.6等より暗い 視直径0.9分 (40.0cm 反射 144倍)
10月12日 12.9等より暗い 視直径1.1分 (40.0cm 反射 144倍)
10月13日 12.6等より暗い 視直径0.5分 (40.0cm 反射 257倍)
既に見えなくなっていました。
10月11日 11.7等 視直径1.4分 DC 4 (40.0cm 反射 144倍)
10月12日 11.6等 視直径1.4分 DC 3〜4 (40.0cm 反射 144倍)
10月13日 11.7等 視直径1.2分 DC 4 (40.0cm 反射 144倍)
ほぼ一年ぶりの再会です。意外とまだ明るいです。
10月11日 10.4等 視直径2.2分 DC 4 (40.0cm 反射 75倍)
10月12日 9.9等 視直径3.1分 DC 5 (40.0cm 反射 75倍)
10月13日 10.7等 視直径2.5分 DC 3 (40.0cm 反射 75倍)
初見です。既にかなり明るくなっています。11日と12日は、やや細長い印象に感じました。12日は良く集光して見えたのですが、13日は一転して、拡散して集光が弱くなったように感じました。
10月11日 14.3等 視直径0.5分 DC 5 (40.0cm 反射 257倍)
10月12日 13.3等より暗い 視直径0.4分 (40.0cm 反射 257倍)
11日は、月が厚い雲に隠れていたためか、見えました。かなり小さいです。
10月12日 10.8等 視直径1.3分 DC 3〜4 (40.0cm 反射 144倍)
低空のもやで見づらいですが、なんとか見えました。意外と明るいと思いますが、測定値は過大に見積り過ぎたかもしれません。
10月11日 9.3等 視直径5分 DC 4 (40.0cm 反射 36倍)
10月12日 10.4等 視直径4.5分 DC 5 (40.0cm 反射 36倍)
10月13日 9.3等 視直径6.5分 DC 4 (40.0cm 反射 36倍)
明るく大きいです! 2P/Encke より小さいですが、良く集光しています。
10月11日 8.3等 視直径7分 DC 2 (40.0cm 反射 36倍)
10月12日 8.5等 視直径7.5分 DC 2〜3 (40.0cm 反射 36倍)
10月13日 8.4等 視直径8分 DC 2 (40.0cm 反射 36倍)
明るく大きいです!
10月11日 10.8等 視直径2.7分 DC 0〜1 (40.0cm 反射 75倍)
10月12日 11.1等 視直径1.5分 DC 0〜1 (40.0cm 反射 144倍)
ばかでかく、極めて拡散しています。11日は、月が厚い雲に隠れていたためか、たいへん明るく良く見えました。
10月11日 13.8等より暗い 視直径0.5分 (40.0cm 反射 144倍)
10月12日 14.5等より暗い 視直径0.4分 (40.0cm 反射 257倍)
10月13日 14.6等 視直径0.4分 DC 5 (40.0cm 反射 257倍)
限界に近く、微光星とほとんど区別できません。
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筑波山での彗星観測です。
小惑星 2012 DA14 の歴史的な大接近に合わせて出かけました。日中は雨でしたが、予報どおり、夜中には快晴となりました。つくば市内は濃霧の場所もありましたが、筑波山は快晴でした。
この他に、C/2006 S3 も狙いましたが、12等星と明確に分離できませんでした。
12.6等 視直径1.1分 DC 3 (40.0cm 反射 144倍)
二重星のすぐ近くで紛らわしいのですが、彗星はなんとか見えていました。
10.8等 視直径2.1分 DC 5 (40.0cm 反射 144倍)
遂に D/Pons-Gambart をこの目で見る日がやって来たと思うと、感慨深いです。彗星はしっかりした姿です。しかし、思っていたよりも暗いです。もっと「大彗星」だと期待していたのですが。。。
7.1等 DC 9 (10x70 単眼鏡)
7.2等 DC 9 (40.0cm 反射 36倍)
予報どおりの位置で、楽に見つかりました。20分ほど眺めていましたが、まったく変光しなかったように思います。