カタログの入手
同定データベースに登録するカタログを入手します。
以下の公開されているカタログが利用できます。
それぞれのカタログについて、詳しくはカタログ一覧をご覧下さい。
*1 table1.dat.gz から table4.dat.gz までを取得します。
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同定データベースへの登録
同定データベースは、MISAOホームディレクトリの下の、referenceというディレクトリの下に構築されます。
ここでは例として、C:\misaoをMISAOホームディレクトリとしましょう。
同定データベースは、C:\misao\referenceというディレクトリに構築されます。
入手したカタログを同定データベースに登録するには、misao.ref.Installerを利用します。
misao.ref.Installerの実行方法は次の通りです。
この時、javaの-Dオプションを使って、プロパティmisao.homeにMISAOホームディレクトリのパスを設定する必要があります。
java -Dmisao.home=C:\misao misao.ref.Installer
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実行すると、同定データベースに登録できるカタログの一覧が出力されます(下線部は入力例)。
Catalog: type err(")
[Variable stars]
1 GCVS2000 V 5.0
2 NSV V 5.0
3 NSV Supplement V 5.0
4 MisV V 5.0
5 TmzV V 5.0
6 HadV V 5.0
7 YmoV V 5.0
8 KnkV V 5.0
9 BnV V 5.0
10 nova.lst since 1995 V 5.0
11 supernova.lst since 1996 V 5.0
12 LD V 5.0(15.0)
13 OGLE-LT V 5.0
14 OGLE-BUL V 1.5
15 FASTT-1 V 5.0
16 TASS V 5.0
17 HassfortherV V 5.0
18 ROTSE-I V 5.0
19 BeV V 5.0
20 ROSAT CVs V 5.0
[Revision of variable stars]
51 GCVS_REV V 5.0
52 GCVS_REV (iii.dat) V 5.0
53 GCVS_REV by Williams V 5.0
54 MisaoRev V 5.0
55 MisaoConfirm V 5.0
[Suspicious variable objects]
101 IRAS PSC S 30.0
102 IRAS FSC S 30.0
103 Veron S 5.0
104 Markarian S 90.0
[Catalog errors]
201 STM E 1.5
202 MisE.GSC E 1.5
203 MisE.UA1 E 1.5
[Nebulae and clusters]
301 NGC2000 N 90.0
302 MCG N 90.0
303 MisF N 1.5
Input a number: 5
Filename of catalog: TmzV.lst
Type:
V: Variable stars
S: Suspicious variable stars
E: Catalog errors
N: Nebulae or clusters
O: Other objects
Type: V
Positional error (arcsec): 5.0
Replace old data? [y/N]: Y
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入手したカタログの番号を入力して下さい。
続いて、入手したカタログのファイル名を指定します。
次に、カタログの種類を選択します。
種類はアルファベット1文字で表されます。
指定可能な種類の一覧が出力されていますので、1つ選びます。
原則として、最初に出力されたカタログの一覧に記述してある種類の記号を入力して下さい。
種類について、詳しくは同定データベースの天体の種類をご覧下さい。
次に、カタログの位置の精度を入力します。
原則として、最初に出力されたカタログの一覧に記述してある位置誤差の値を入力して下さい。
最後に、古いデータを更新するかどうかを訊かれます。
新規に入手したカタログの場合はNを、そうでなければYを入力して下さい。
以上の設定が終了すると、同定データベースへの登録が始まります。
カタログによってはかなりの時間がかかります。
また、かなりのメモリを消費する場合がありますので、メモリ不足にならないよう、javaの-mx, -ossオプションを適切に設定して下さい。
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