今週の明るい彗星 (2025年4月26日：北半球版)

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スワン彗星 (C/2025 F2) SWANの画像で発見された明るい新彗星。急激に増光して、4月8日に7.8等まで明るくなった(宮崎修氏)。その後は近日点を前に減光している。現在は9.2等(4月24日、Virgilio Gonano)。今後は急激に減光する。8月には18等以下になる。日本では、5月には観測できなくなる。南半球では、現在は観測できないが、5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 2 25.83 34 17.7 0.999 0.367 21 9.8 20:13 (134, -1) May 3 3 53.65 24 52.8 0.965 0.338 19 10.8 20:21 (119, 1) ジャコビニ-ツィナー彗星 (21P) SWANの画像で11等で見えている(1月27日、Vladimir Bezugly)。今後は急激に減光する。現在は観測できない。南半球では7月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 2 36.92 6 39.1 2.089 1.105 8 11.6 20:13 (113,-18) May 3 3 4.83 6 48.8 2.124 1.149 10 11.9 20:21 (114,-20) アトラス彗星 (C/2024 G3) 1月13日に太陽に0.09天文単位まで近づいて、マイナス2〜3等まで明るくなり、白昼にも捉えられた。1月19日に核が崩壊したが、まだ残骸が見えている。次第に暗くなっていく。日本では、今後は観測できない。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 1 37.82 -46 43.0 2.642 2.321 60 12.8 3:43 (305,-41) May 3 1 50.14 -47 54.6 2.687 2.429 64 13.0 3:33 (306,-40) 紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3) 前方散乱により、10月9日にSOHO探査機のコロナグラフでマイナス3等まで明るくなった(Q.-c. Zhang, Charles S. Morris)。地上からも、0等級の大彗星になった。現在は12.4等(3月22日、門田健一氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 20 17.60 23 3.9 3.504 3.541 83 12.8 3:43 (282, 57) May 3 20 12.94 24 15.0 3.489 3.626 89 12.9 3:33 (285, 63) リニア彗星 (217P) 初夏に13等まで明るくなるが、今回帰は条件が悪い。現在は14.0等(4月14日、B. Lutkenhoner)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できないが、7月に姿を現す。南半球では超低空。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 0 35.06 -1 48.9 2.068 1.281 28 13.7 3:43 (266, -8) May 3 1 0.68 0 15.9 2.042 1.258 28 13.5 3:33 (263, -9) シュヴァスマン-ヴァハマン第１彗星 (29P) 現在は11.9等(4月21日、安部裕史氏)。今後は次第に低くなり、日本では7月には、南半球では8月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 9 35.90 10 50.0 5.905 6.274 107 13.8 20:13 ( 30, 63) May 3 9 36.49 10 46.4 6.015 6.275 100 13.9 20:21 ( 45, 58) アトラス彗星 (C/2021 G2) 現在は13.8等(4月18日、山口義昭氏)。しばらく14等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 15 25.96 -8 29.9 4.318 5.282 161 13.9 1:11 ( 0, 46) May 3 15 23.16 -7 32.0 4.314 5.300 166 13.9 0:41 ( 0, 47) アラン-リゴー彗星 (49P) 現在は13.7等(4月4日、Thomas Lehmann)。今後は急激に減光する。7月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 5 2.62 19 8.0 2.043 1.442 40 14.3 20:13 (102, 18) May 3 5 26.21 20 42.9 2.078 1.453 39 14.4 20:21 (105, 16) パンスターズ彗星 (C/2022 N2) 現在は14.9等(2月4日、Alfons Diepvens)。しばらく14等を保つ。現在は観測できない。5月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 1 11.88 11 38.8 4.881 3.919 15 14.4 3:43 (250, -8) May 3 1 20.74 12 36.1 4.842 3.906 19 14.3 3:33 (250, -6) ジョンソン彗星 (48P) ゆっくりと暗くなっていく。日本では、現在は観測できないが、6月に姿を現す。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 0 25.73 -5 27.1 2.825 2.052 32 14.4 3:43 (271, -9) May 3 0 40.73 -4 11.6 2.799 2.064 35 14.4 3:33 (270, -7) アトラス彗星 (C/2022 E2) 2024年に長期に渡って12〜13等で観測された。現在は14.5等(4月3日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 1 43.50 48 10.9 4.951 4.171 35 14.5 3:43 (217, 11) May 3 1 45.97 48 26.9 4.989 4.200 34 14.5 3:33 (219, 13) アトラス彗星 (C/2022 QE78) 現在は15.0等(4月18日、Andrew Pearce)。しばらく15等を保つ。6月には観測できなくなる。だが、日本では8月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 6 36.58 15 12.2 5.945 5.570 63 14.8 20:13 ( 85, 34) May 3 6 41.26 15 39.1 6.031 5.561 57 14.9 20:21 ( 90, 28) フィエチジョシュ彗星 (C/2024 J2) 急激に増光した。現在は14.6等(1月31日、Thomas Lehmann)。ゆっくりと暗くなっていく。5月には観測できなくなる。だが、南半球では5月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 0 44.10 16 16.4 2.768 1.871 21 15.1 3:43 (250, 0) May 3 0 57.70 15 10.9 2.764 1.895 24 15.2 3:33 (252, 1) アトラス彗星 (C/2024 L5) 現在は14.7等(4月7日、Taras Prystavski)。次第に暗くなっていく。今後は次第に低くなり、日本では7月には、南半球では8月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 12 12.65 -18 32.4 2.549 3.461 150 15.1 21:53 ( 0, 37) May 3 11 57.62 -16 9.1 2.628 3.470 140 15.2 21:11 ( 0, 39) アトラス彗星 (C/2023 C2) 2024年の夏に12.7等まで明るくなった(2024年8月7日、Thomas Lehmann)。現在は14.9等(4月7日、吉見政義氏)。しばらく16等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では、8月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 22 54.11 24 12.7 3.521 2.947 48 15.2 3:43 (258, 26) May 3 23 1.58 26 34.3 3.508 2.991 51 15.3 3:33 (256, 29) ベルナーディネッリ-バーンスティーン彗星 (C/2014 UN271) 非常に大型の彗星。2031年に13等まで明るくなると期待されている。現在は15.3等(4月4日、ATLAS South Africa)。しばらく15等を保つ。日本では、現在は観測できない。日本からは、2030年まで観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 4 4.40 -65 37.4 15.318 15.205 81 15.2 20:13 ( 30,-34) May 3 4 9.30 -65 30.3 15.275 15.182 82 15.2 20:21 ( 30,-37) パンスターズ彗星 (P/2023 S1) 冬に14.4等まで明るくなった(2月4日、門田健一氏)。現在は15.4等(4月21日、安部裕史氏)。ゆっくりと暗くなっていく。日本では、今後は次第に低くなり、7月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 8 51.55 14 36.3 2.350 2.645 95 15.3 20:13 ( 53, 60) May 3 8 58.09 13 56.8 2.443 2.651 90 15.4 20:21 ( 62, 54) ヴォルフ-ハリントン彗星 (43P) 現在は16.1等(3月27日、Thomas Lehmann)。しばらく15等を保つ。5月には観測できなくなる。だが、8月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 4 17.16 19 40.0 3.367 2.549 30 15.5 20:13 (108, 9) May 3 4 30.66 19 58.4 3.395 2.535 26 15.4 20:21 (111, 5) フルス彗星 (C/2023 T3) 現在は15.1等(4月7日、Taras Prystavski)。ゆっくりと暗くなっていく。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 13 9.11 -31 56.8 2.699 3.643 156 15.5 22:51 ( 0, 23) May 3 13 7.58 -30 51.6 2.725 3.658 153 15.5 22:22 ( 0, 24) ガン彗星 (65P) 現在は16.6等(4月13日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 18 56.09 -27 6.5 2.392 2.937 113 15.6 3:43 (346, 26) May 3 18 58.86 -27 29.5 2.306 2.934 119 15.5 3:33 (349, 27) ヒル彗星 (496P/2024 S3) 2010年に15等まで明るくなった新周期彗星の初回帰。現在は15.7等(4月14日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。今後は急激に減光する。7月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 6 49.68 35 46.1 1.863 1.708 65 15.6 20:13 (108, 46) May 3 7 13.67 35 15.6 1.929 1.734 63 15.7 20:21 (108, 43) パンスターズ彗星 (C/2023 R1) 2026年の初夏に、13等まで明るくなると期待されている。現在は16.3等(4月15日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球ではやや低い。だが、秋には高く見えるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 22 35.99 20 32.3 5.293 4.744 52 15.9 3:43 (263, 28) May 3 22 35.82 21 6.3 5.163 4.705 57 15.8 3:33 (265, 32) アトラス彗星 (C/2024 J3) 2026年に13等まで明るくなる。現在は16.2等(4月24日、ATLAS Chile)。しばらく15等を保つ。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 19 48.20 -22 25.1 5.903 6.172 100 16.0 3:43 (331, 27) May 3 19 47.48 -21 56.6 5.748 6.130 107 15.9 3:33 (335, 29) フィエチジョシュ彗星 (C/2024 E1) 2026年1月に5等まで明るくなると期待されている。現在は16.2等(4月16日、門田健一氏)。次第に明るくなっていく。日本では、条件良く観測できる。南半球では、5月には観測できなくなる。だが、7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 18 24.25 53 20.6 3.898 4.103 94 16.1 3:43 (192, 71) May 3 18 20.23 54 30.2 3.795 4.025 95 15.9 3:33 (182, 71) アトラス彗星 (C/2023 F3) 現在は16.1等(3月31日、Andrew Pearce)。しばらく16等を保つ。日本では、6月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 11 7.91 -39 0.9 4.503 5.228 131 16.0 20:49 ( 0, 16) May 3 11 0.04 -37 20.0 4.566 5.235 127 16.0 20:21 ( 1, 18) レモン彗星 (C/2023 H5) 現在は15.8等(4月4日、門田健一氏)。しばらく16等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 10 50.10 65 45.2 4.187 4.346 92 16.0 20:32 (180, 59) May 3 10 43.97 65 51.2 4.264 4.340 87 16.0 20:21 (176, 59) アトラス彗星 (C/2024 A1) 現在は16.2等(4月11日、ATLAS South Africa)。しばらく16等を保つ。6月には観測できなくなる。だが、日本では8月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 6 37.14 8 50.0 4.222 3.899 64 16.3 20:13 ( 79, 31) May 3 6 40.48 10 16.1 4.321 3.892 58 16.3 20:21 ( 85, 25) パンスターズ彗星 (C/2022 R6) 現在は16.3等(4月21日、ATLAS Chile)。しばらく16等を保つ。日本では、5月には観測できなくなる。南半球では、次第に低くなる。だが、7月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 6 54.26 -16 10.8 6.798 6.617 75 16.4 20:13 ( 55, 18) May 3 6 57.96 -15 21.5 6.874 6.611 70 16.4 20:21 ( 61, 13) パンスターズ彗星 (C/2023 Q1) 冬に13.8等まで明るくなった(12月30日、Thomas Lehmann)。現在は16.4等(4月4日、門田健一氏)。次第に暗くなっていく。7月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 8 43.43 47 54.3 2.919 3.004 85 16.6 20:13 (131, 67) May 3 8 52.55 45 49.5 3.031 3.042 81 16.7 20:21 (123, 63) パンスターズ彗星 (C/2019 U5) 現在は16.5等(4月6日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、次第に低くなる。だが、6月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 5 25.67 -38 35.2 7.568 7.263 68 16.6 20:13 ( 51,-12) May 3 5 27.44 -38 0.1 7.653 7.308 66 16.7 20:21 ( 55,-17) アシュブルック-ジャクソン彗星 (47P) 現在は17.2等(4月7日、E. Cortes, B. Lutkenhoner)。ゆっくりと明るくなっていく。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 22 24.23 -18 55.6 3.280 2.998 65 16.9 3:43 (299, 7) May 3 22 32.85 -18 6.1 3.183 2.985 69 16.8 3:33 (300, 9) パンスターズ彗星 (C/2017 K2) 2022年の夏から2023年の春にかけて、8等まで明るくなった。現在は16.1等(4月7日、門田健一氏)。しばらく17等を保つ。5月には観測できなくなる。だが、7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 5 30.44 24 35.3 9.152 8.507 47 16.8 20:13 (103, 26) May 3 5 32.85 24 46.1 9.289 8.559 41 16.9 20:21 (107, 19) オルバース彗星 (13P) 68年ぶりに回帰した。昨年の初夏に6.2等まで明るくなった(7月1日、Virgilio Gonano)。現在は16.2等(4月16日、ATLAS Chile)。今後は急激に減光する。6月には18等以下になる。日本ではやや低い。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 18 44.46 -24 2.1 3.367 3.908 115 16.8 3:43 (348, 30) May 3 18 41.69 -24 40.2 3.334 3.974 122 17.0 3:33 (353, 30) ＺＴＦ彗星 (C/2020 V2) 2023年に、長期に渡って9〜10等で観測された。現在は16.3等(4月15日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 22 18.98 -64 2.6 7.193 7.250 89 16.9 3:43 (335,-21) May 3 22 19.91 -64 51.4 7.162 7.303 94 16.9 3:33 (336,-20) パンスターズ彗星 (C/2021 S3) 2024年の2月から3月にかけて、9.6等まで明るくなった(2024年2月25日、Thomas Lehmann)。現在は17.2等(4月8日、吉見政義氏)。しばらく17等を保つ。日本では、次第に高くなる。南半球では超低空。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 23 19.62 36 47.2 5.981 5.320 45 17.0 3:43 (242, 27) May 3 23 24.34 37 28.8 6.002 5.384 48 17.0 3:33 (243, 30) アトラス彗星 (C/2019 E3) 非常に遠方の彗星。現在は16.9等(12月20日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 1 16.43 -53 28.7 11.026 10.690 67 17.0 3:43 (314,-39) May 3 1 19.06 -53 19.5 10.984 10.700 71 17.0 3:33 (314,-36) アトラス彗星 (C/2019 L3) 2021〜2022年の冬に8.3等まで明るくなった(2022年1月6日、高橋俊幸氏)。現在は18.9等(4月14日、Jean-Claude Merlin)。しばらく17等を保つ。日本では、今後は観測できない。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 11 58.35 -59 9.9 9.437 10.086 127 17.0 21:40 ( 0, -4) May 3 11 55.74 -58 44.7 9.486 10.129 127 17.0 21:10 ( 0, -4) アトラス彗星 (C/2024 G2) 現在は17.1等(4月17日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、7月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 11 19.29 -35 30.1 4.600 5.360 135 17.1 21:01 ( 0, 19) May 3 11 14.57 -33 35.6 4.647 5.357 130 17.1 20:29 ( 0, 21) パンスターズ彗星 (C/2020 K1) 2023年の春に12.1等まで明るくなった(2023年5月20日、Jose Guilherme de S. Aguiar)。現在は17.4等(3月25日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。南半球では、次第に低くなる。だが、7月からは再び高くなっていく。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 5 43.49 -21 58.6 7.436 7.027 62 17.1 20:13 ( 62, 1) May 3 5 46.39 -21 11.1 7.547 7.075 58 17.2 20:21 ( 67, -4) ハウエル彗星 (88P) 2026年の春に9等まで明るくなる。現在は17.6等(4月16日、門田健一氏)。ゆっくりと明るくなっていく。日本では、今後は次第に低くなり、8月には観測できなくなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 10 17.67 15 56.6 2.583 3.140 114 17.2 20:13 ( 10, 71) May 3 10 17.10 15 46.8 2.640 3.102 107 17.1 20:21 ( 33, 68) ヒル彗星 (195P) 現在は17.3等(3月30日、ATLAS South Africa)。しばらく17等を保つ。日本では5月には、南半球では7月には観測できなくなる。だが、南半球では7月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 6 41.79 -5 33.0 4.721 4.465 69 17.2 20:13 ( 65, 23) May 3 6 47.06 -5 24.2 4.800 4.461 64 17.2 20:21 ( 70, 17) ニート-リニア彗星 (472P/2023 RL75) 冬に15.2等まで明るくなった(12月30日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。現在は16.4等(4月13日、ATLAS-MLO, Mauna Loa)。ゆっくりと暗くなっていく。6月には18等以下になる。やや低い。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 6 48.39 12 51.4 4.201 3.914 66 17.2 20:13 ( 80, 35) May 3 6 55.36 12 54.7 4.314 3.937 61 17.4 20:21 ( 85, 30) レモン彗星 (C/2024 B1) 秋に13.1等まで明るくなった(11月1日、Thomas Lehmann)。現在は16.5等(4月6日、ATLAS-HKO, Haleakala)。次第に暗くなっていく。6月には18等以下になる。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 17 45.89 12 24.7 2.347 2.997 121 17.2 3:31 ( 0, 67) May 3 17 37.69 11 47.7 2.335 3.063 128 17.4 2:55 ( 0, 67) ポンス-ブルックス彗星 (12P) 70年ぶりに回帰した。2024年4月初めに3.7等まで明るくなった(4月6日、Jose Guilherme Aguiar)。現在は17.9等(3月14日、ATLAS Chile)。ゆっくりと暗くなっていく。6月には18等以下になる。日本では超低空。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 16 47.61 -51 39.7 4.085 4.804 130 17.3 2:33 ( 0, 3) May 3 16 39.16 -51 28.6 4.083 4.868 136 17.3 1:58 ( 0, 3) アトラス彗星 (C/2024 X2) 現在は17.0等(4月12日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。日本では5月には、南半球では7月には観測できなくなる。だが、南半球では8月には再び観測できるようになる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 7 29.01 -35 8.2 3.612 3.730 88 17.3 20:13 ( 36, 8) May 3 7 31.97 -32 20.7 3.678 3.720 84 17.3 20:21 ( 43, 6) 小惑星2005 WY3 (308607) 彗星のような軌道を持つ特異小惑星。現在は17.5等(2月24日、Taras Prystavski)。しばらく17等を保つ。日本では6月には、南半球では8月には観測できなくなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 5 41.91 0 11.4 2.316 1.894 53 17.4 20:13 ( 80, 15) May 3 5 58.85 1 2.9 2.333 1.872 51 17.3 20:21 ( 83, 12) 2008 GO98彗星 (362P/(457175)) 現在は17.4等(9月20日、Taras Prystavski)。しばらく17等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 21 27.68 -0 38.1 3.372 3.210 72 17.4 3:43 (294, 30) May 3 21 33.66 0 8.4 3.297 3.225 77 17.3 3:33 (296, 32) P/2010 LH155彗星 (P/2010 LH155) 急激に増光した。現在は17.6等(4月15日、ATLAS South Africa)。次第に暗くなっていく。5月には18等以下になる。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 10 3.09 2 35.8 1.596 2.228 115 17.4 20:13 ( 13, 57) May 3 10 9.23 2 47.7 1.667 2.231 110 17.6 20:21 ( 25, 55) レモン-パンスターズ彗星 (302P) 現在は17.3等(10月31日、ATLAS Chile)。しばらく17等を保つ。日本ではやや低い。だが、夏には高く見えるようになる。南半球では、次第に高くなる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 23 32.74 -6 16.6 3.937 3.296 44 17.5 3:43 (279, 2) May 3 23 41.34 -5 30.7 3.870 3.298 49 17.5 3:33 (279, 4) アトラス彗星 (C/2024 G6) 現在は17.4等(4月1日、ATLAS Chile)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 17 4.64 -24 16.6 5.960 6.744 138 17.7 2:50 ( 0, 31) May 3 16 59.61 -23 38.3 5.868 6.730 146 17.6 2:17 ( 0, 31) レモン彗星 (C/2023 V1) 現在は17.7等(4月16日、門田健一氏)。しばらく18等を保つ。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できないが、8月に姿を現す。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 19 8.04 59 23.1 5.088 5.127 86 17.7 3:43 (200, 63) May 3 18 57.13 60 35.7 5.050 5.121 88 17.7 3:33 (191, 64) パンスターズ彗星 (C/2024 G4) 現在は18.3等(4月14日、J. L. Virlichie, P. Traverse, H. Roy)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 17 6.40 15 43.5 4.836 5.516 128 17.8 2:51 ( 0, 71) May 3 17 5.26 16 12.7 4.765 5.492 132 17.8 2:22 ( 0, 71) シャルネツキー彗星 (C/2024 N4) 現在は17.9等(4月7日、門田健一氏)。しばらく18等を保つ。日本では、次第に低くなる。南半球では、今後は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 7 49.73 57 16.6 5.618 5.455 75 17.8 20:13 (142, 55) May 3 7 55.51 56 3.0 5.708 5.462 70 17.8 20:21 (138, 52) カタリナ彗星 (499P/2025 A5) 3月に地球に0.3天文単位まで接近して、16.2等まで明るくなった(3月4日、Alfons Diepvens)。現在は17.1等(4月4日、門田健一氏)。急激に減光中。日本では、条件良く観測できる。南半球では、現在は観測できない。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 12 35.54 66 31.8 0.523 1.197 98 17.9 22:20 (180, 59) May 3 13 7.73 60 44.1 0.578 1.258 101 18.3 22:23 (180, 65) レナード彗星 (C/2022 U1) 現在は17.8等(4月7日、W. Hasubick)。しばらく18等を保つ。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 19 36.49 15 33.5 5.127 5.312 95 17.9 3:43 (305, 61) May 3 19 32.53 15 45.3 5.055 5.346 101 17.9 3:33 (313, 64) 小惑星2008 HE (431760) 3月9日に太陽に0.11天文単位まで接近した。現在は17.9等(4月18日、ATLAS Chile)。今後は急激に減光する。日本では、次第に低くなる。南半球では、条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 9 11.98 6 15.5 0.534 1.238 102 18.9 20:13 ( 36, 56) May 3 9 46.05 5 36.9 0.694 1.357 104 19.5 20:21 ( 36, 55) シンガー・ブルースター彗星 (105P) 近日点通過後に、予想以上に暗くなっている。現在は20.0等(3月12日、Taras Prystavski)。ゆっくりと暗くなっていく。条件良く観測できる。 Date(TT) R.A. (2000) Decl. Delta r Elong. m1 Best Time(A, h) Apr. 26 20 8.66 -9 19.7 1.866 2.170 93 19.6 3:43 (319, 36) May 3 20 16.24 -8 24.0 1.807 2.188 97 19.6 3:33 (321, 38)